プログラミング学習について
私は数年前まで、プログラムをやっている人に興味を示さなかった。
夕方、スタバの隣で出会った天才くんの2人組は、なにやら呪文を唱えていた。
「CやってるならPythonで設計しなよ...!!」「言語別でも3位じゃん...!!」
(C...何それ?)
それがなんの呪文なのかは分からなかったが、そんな天才くんたちを横目にして、
「ハイハイ、天才くん。スゴイねー」
と一言、クラブに入ってミュージックを聞いているのが日常だ。
この音は、雑音では無い。一種のアートのようなものだ。
ハイテンションのものからローテンション、ChillOut、8bit。
8bitなんかはゲームでも使われているテクノポップから発生した音楽だ。
同じ地下でも、こうも違った世界が存在している。
音に溺れている間は、この煩いネオンも、この甘ったるいアルコゥルも、この低い重低音も、他人が提供すればいいと思っていた。
若さに抑えの効かない、なんとも浅はかである思考だ。そして、朝日を浴びるまで踊った。
しかし、その3年後、私はプログラミングを学習し始めた。
スタイリッシュなマックブックを目の前にした時、それがなくてはならない世の中を歩いているのだと、深く確信したからである。
C言語の構造体、プログラムの配列、ノード、オブジェクト思考、プログラミングには欠かせないテーマと言える仕組み。
どんどんとプログラムにのめりこんでいく私は、あの日の天才くんをいつしか尊敬するようになっていた。
「あぁ・・・確かにPython楽だわぁ・・・」
こういう独り言を言っている自分を、かつての私に見せようものならどんな反応が返ってくるだろう。
お気に入りのLXXでさえ、ポストに投函するかもしれない。
考えるだけで可笑しくなった。
また、プログラミングをやっていて何がそんなにいいのかと聞かれれば、
- 自分のスキルが上達しているのが目に見えてわかる
- ロジカルな思考になれる
- できることの幅が増える
- 情報に強くなる
軽く挙げるだけでも、こんなにメリットが多いということだ。
考える力を身に付けるということは、自分の可能性を広がることにだって繋がる。
昔の自分に言いたいことは、たくさんある。
まず、間違いないのは時代と共に歩むこと。
世界の発展に貢献していることがどれだけの価値を生んでいるか、一度、デスクから離れて考えてみるといい。
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